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「帰国すれば再び迫害」 米入管局、伯人ゲイの難民認定
 米国市民権入国管理局はこのほど、自国では迫害を受けるとして米国への難民申請をしていたブラジル人男性の同性愛者(米ニュージャージー州在住)を認定、在住を許可した。18日付フォーリャ紙が報じた

 難民認定されたのは、ミナス州出身のアウグスト・ソウザ氏(28)。ニューアーク市在住、スーパーマーケット勤務の同氏は数か月前から、コロンビア大学のゴールドバーグ教授と学生らの支援を受けて難民申請をしていた。

 伯国では、15歳でサンパウロ市に移り住んですぐ、同性愛を理由に学校の前で警察官に叱責されたのを最初に、公園で釘つきバットを手にしたスキンヘッドグループに襲われ、負傷したこともある。

 ゴールドバーグ教授によると、伯国では同性愛者の殺人事件が多発しているが、多くが未解決。過去30年間で約3千人が殺害されたという報告もあるという。

 ソウザ氏は、ブラジルでは警察も頼りに出来ないと話し、「性的指向を隠して生きることはできない」として、米国永住を希望。亡命認定を受け、正式に就労できることと、将来永住権への切り替えが出来ることを喜んでいる。

 同性愛者の米国移住を支援している団体によると、米国で難民認定された同性愛者は、07年には30人だったのが09年には76人に増えた。同性愛の迫害はジャマイカが最もひどく、ブラジルは5番目だという。

 米国は08年、人種、宗教、国籍、社会的集団の構成員(同性愛者など)や政治的意見などの相違により、本国に帰国した場合迫害される危険があるとして、2万2930人を難民認定している。



2010年2月20日付
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