SテO PAULO SHIMBUN
   

パタゴニア銀行と交渉中 伯銀、亜国銀行に資本参加か
 国際化を進めるブラジル銀行(伯銀)は、アルゼンチンのパタゴニア銀行に資本参加する計画で、現在、水面下で交渉を進めていると15日付エスタード紙が報じた。伯亜双方の関係筋が明らかにしたという。

 ルーラ大統領は7月、伯銀に対し、南米や中国、アフリカへの進出を図る「戦略同盟」の締結を示唆。伯銀はその直後、パタゴニア銀行の経営査定を開始し、代表らが頻繁にブエノスアイレスを訪問するようになったという。

 伯銀は北米や日本で、ブラジル人コミュニティを対象とした送金業務や商業銀行のサービス、投資、住宅ローンなどの銀行業務を行っているが、連邦政府の要請を受けて、更なる国際化への第一歩を踏み出す見通しだ。

 交渉の有無について伯銀は、現時点では明らかにしていないものの、兼ねてから、亜国、チリ、パラグアイなどの南米金融市場で個人向けクレジットや貿易関連セグメントを強化する方針を示している。

 先週にはブエノスアイレスで会合が開かれ、パタゴニア銀行のスチュアート・ミルネ頭取が、「2行における戦略同盟の締結を図る」とコメント。伯政府は、同行株の49.94%を保有する同氏兄弟と交渉をしていると見られる。

 パタゴニア銀行は、ブエノスアイレスを基盤に南部など、亜国内に126支店を展開。2003年以降、亜国金融界において着実に拡大し、今年9月の運営資産は87億ペソ(約40億レアル)に上った。

 伯銀の資本参加が実現すれば、ブラジルの銀行としては、1998年にブエン・アイレ銀行と提携し亜国首都や中心部で 支店を展開しているイタウー銀行を凌ぐ最大行となる。

 2009年12月16日付





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