ブラジル日本文化福祉協会(上原幸啓会長)は日本の祝日「文化の日」(十一月三日)にちなみ、十一月中の日曜日、イビラプエラ公園内の日本館において『音楽と踊りの祭典』を開催する。
二日はダニーロ・梅京・トミック氏による尺八演奏会、十六日は斎藤悟琉舞道場による伝統沖縄舞踏公演が、そして三十日には北原民江さんと「正派ブラジル箏の会」会員による演奏会が行われる。開演はいずれも午前十一時から。
ダニーロ氏はサンパウロ大学音楽科で作曲・指揮を学び、後に琴古流五代目師匠の石見梅旭氏に十年間師事し、一九九八年に師範の免状を取得。今年七月に豪州シドニーで開催された『世界尺八フェスティバル』にラテンアメリカ唯一の招待奏者として参加するなど、伯国内外で精力的に活動している尺八奏者。
また斎藤悟氏は六歳から踊りになじみ、二十二歳にしてすでに玉城流千寿会から免状を授与されているという舞踏家で、琉球芸術大学との芸能交流講演会を実現するなど、沖縄芸能の普及に貢献している。
「正派ブラジル箏の会」の師匠として約三十人の会員を指導、日本伝統文化の普及に努めている北原民江さんは今回、日本のポップミュージックをアレンジし、琴や三味線の音色に歌を交えるなど、新しいスタイルの興味深い公演を試みる。
会場はイビラプエラ公園日本館(ビラ・マリアナ区ペドロ・アルバレス・カブラル大通り、同公園十番入口が最寄り)。入館料は一般が三レアル、学生が二レアル、五歳以下および六十六歳以上は無料となっている。
写真:斎藤悟琉舞道場による伝統沖縄舞踏公演/日伯文化の橋渡し役を自負するダニーロ氏
2008年10月31日付け
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