SテO PAULO SHIMBUN
   

喫緊な収用命令は一応回避 ―南マットグロッソ州― インジオ保護土地返還問題


 【既報関連】南マットグロッソ州(アンドレ・プシネリ州知事)が、FUNAI(インジオ国際基金)による突然の土地返還要求で揺れている問題で去る九月十五日、同州都カンポグランデの州知事官邸で、同州知事とFUNAI代表による会談が行われた。

 ドラードス在住で同地農業組合コパ・セントロ組合長の城田芳久氏の話によると、会談では州知事がFUNAIに対して、土地の場所とどれだけの面積を必要としているのかを正式なプロジェクトとして州に提出するよう求めたという。

 その際、州知事は「必要であれば、州の治安局の代表が一緒に協力して調べることもできる」としており、FUNAIの急激とも言える土地返還要求への緩和対抗策を示した。

 この会談により、南マトグロッソ州に在住する人々の土地がいきなり取り上げられることはなくなったものの、地元からは「ひと安心はしていますが、今後も予断は許せません」との声が出ている。

 今後、FUNAIが州の呼びかけによって土地の調査を行い、終了した時点で、何らかの動きがあると見られている。



2008年10月4日付







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