サンパウロ総合大学(USP)は、ブラジル日本移民百周年を記念して、今月三回にわたって国際シンポジウムを実施する。人文科学、技術、医学、法学の四分野にわたるもので、きょうから七日までは大学構内のアンフィテアトロ・カマルゴ・グアルニエリで人文科学系のセミナーを行う。 「移住とアイデンティティ」をテーマとした同セミナーには、学術提携を結ぶ大阪大学から二教授も迎えて、移住に伴うアイデンティティ、宗教、文化、日本就労者のアイデンティティ形成などについて、日伯両サイドから協議する。なお同シンポジウムは、二十六日から二十八日までの間、大坂大学でも実施される。
期間中、移民史料館による写真展や、芸術文化言語に関する展示(九月十七日まで)、日本人のアマゾン入植展(同五日まで)も実施される。四日から十五日までは、日系映画監督らによる日本移民に関するドキュメンタリー作品など二十八本の上映会もある。
セミナー、上映会とも一般参加可。シンポジウムの日程は次のとおり。詳細、上映会プログラムについてはホームページ(www.fflch.usp.br/simposiousposaka)で。
□五日=基調講演(午前十時半)、移住とアイデンティティ(午後二時)、ジェフリー・レッサー教授新刊出版会(午後五時半)。六日=宗教、文化と移住(午前九時)、映画とアイデンティティ(午後二時)、『ブラジルにおける日系人』上映会(午後四時半)。七日=在日日系ブラジル人のアイデンティティ(午前九時)、移住と子弟教育など(午後二時)。
なお十三日には、技術系分野セミナー、「サン・カルロスのUSPの発展史における日本人と日系人」と、音楽コンサート、日系芸術展が行われる。
2008年8月5日付
|