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熱き血の絆で結ばれて 笠戸丸沖縄移民子孫の集い
 県人移民百周年祭典を目前に控える沖縄県人会(与儀昭雄会長)は、自身も笠戸丸移民の孫である与那嶺ルーベンスさんらの呼びかけにより、二十六日午後三時過ぎから、聖市リベルダーデ区の沖縄県人会会館で「第一回笠戸丸沖縄移民子孫の集い」を開催。笠戸丸子孫たちとその家族、百人あまりが、百年の歳月を経て初めて集まった。

 まず先亡者へ黙祷が捧げられ、続いて与儀会長があいさつ。「笠戸丸移民のおかげで今日の沖縄県人会がある。百年の歳月の中で先人たちは離れ離れになったが、互いの心は沖縄で繋がっていた。だからまた、こうして皆が集まることができた」と話し、この集いが実現したことを祝福した。

 また『写真で見るブラジル沖縄県移民百年史』の編集委員長を務める宮城あきらさんは「笠戸丸移民の家族が集まった姿を、きょう初めて見ました。感無量です」と感激を露にした。

 この集いの世話人である与那嶺さんが沖縄笠戸丸移民の歴史を紹介すると、会場内には大きく頷きながら熱心に耳を傾ける人の姿が目立ち、肉親などから伝え聞いていた先人たちの苦労話などを思い出し、確認するように聞き入っていた。

 同県人会サンタ・クラーラ、ビラ・アルピーナ、ジャバクアラ、サント・アンドレ、カーザ・ベルデ各支部の民謡愛好会合同による民謡ショーがステージ上で披露される中、それぞれが持ち寄った料理を食べたり、会場内に展示された歴史的な写真に肉親や知人の姿を探したりなど、参加者たちは思い思いに初の集いを楽しんだ。

 なお、この日集まったのは以下の笠戸丸沖縄移民の子孫家族。金城山戸、宮平牛助、新垣美三郎、平良松六郎、比嘉秀吉、伊良皆成定、古波蔵巌、金城善助、金城双三、宮城伊八、仲宗根蒲、名嘉文五郎、城間鉄夫、城間眞次郎、松田太郎、宮城利三郎、山城梶一郎、仲村善篤、渡久地政人、上原直松(敬称略、主催者発表)。

 (写真=祖父・金城善助さんの写真を見つけて喜ぶルシア・トマ・ロレンテさん(62))

 2008年7月30日付



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